
この記事では、ホームページでブログやアフィリエイト運営を考えている初心者の方を対象に、パソコンの選び方を解説してゆきます。
目次
目次
それでは、順番に解説してゆきます。
WindowsかMacどちらにすべきか

まず初めに出てくるポイントが、WindowsにするかMacにするかの選択です。
結論を先に言うと、ホームページ学習に使用するパソコンは
WindowsでもMacでもどちらでもいいです。
結論
どちらでもいいです。
WindowsでもMacでも同じ作業ができます。
好み・予算に応じて選びましょう。
価格帯はWindowsパソコンの方が低いので、費用を抑えたいのであればWindowsがおすすめです。
「Macだとできる作業が少ない」との意見もありますが、年々両者の垣根が小さくなっているのと
ホームページ制作・運営で必要となる下記の作業はWindowsでもMacでも快適さは変わりません。
- 記事制作
- 画像編集
- バナー制作
- メール
- FTP
正直iPad Pro & Bluetoothキーボードでもなんとかなるくらいです。
個人でホームページ学習・運営をする程度であればOSを気にしなくてOKです。
最悪、Windowsでしか使えないソフトを使う必要が出てきたらParallelsなどの仮想化ソフトを使えば解決します。
MacでWindowsを使えるソフトウェア【Parallels】
デスクトップとノートどちらにすべきか

結論
作業場所が自宅のみであれば、断然デスクトップパソコンの方が良いです。
外でも作業するならノートパソコンにする必要がありますが、画面サイズは最低でも13インチのものを選びましょう。
画面が大きいと作業効率が一気に上がります。
モニターは最低でも21.5インチ、できれば27インチをおすすめします。
私は27インチのモニターを使用していますが、これに慣れてしまうとノートパソコンで長時間作業する気が起きなくなります。
とにかく、ホームページで記事を書くときは画面が大きいに越したことはないです。
調べながらの作業になることがほとんどですから。
ホームページ学習用のパソコンに必要な性能
高性能なパソコンではなくても十分です。
おすすめのWindowsパソコンのスペック

OS | Windows10 Home 64Bit |
CPU | Core i3以上 |
メモリ | 8GB以上 |
ストレージ | SSD 容量256GB以上 ※ハードディスクモデルは非推奨 |
グラフィック | CPU内蔵グラフィックで可 |
おすすめモニター
27インチモデルでもフルHD解像度のであれば、Amazonで2万円以内で購入可能です。
21.5インチモニターはさらに安く購入できます。
おすすめのMacのスペック

OS | macOS Big Sur以降(2021年最新版) |
CPU | Intel Core i3以上、もしくはM1チップ |
メモリ | 8GB以上 |
ストレージ | SSD 容量256GB以上 ※現行Macは全モデルSSD標準搭載です |
グラフィック | CPU内蔵グラフィックで可 |
Macであれば、デスクトップもMacBookも最安モデルで十分です。
基本的にカスタマイズする必要はありませんが、容量が256GBで不安な方は512GBや1TBへのアップグレードをしても良いかもしれません。
おすすめのMacのモデル
MacBook Air

ディスプレイサイズ | 13.3インチ |
OS | macOS Big Sur |
CPU | Apple M1 |
メモリ | 8GBユニファイドメモリ |
ストレージ | SSD 256GB |
グラフィック | 内蔵グラフィック |
価格 | 104,800円(税別) |
全く新しいApple自社開発のプロセッサを搭載した新型MacBook Airです。
MacBook Airの良さ
- 価格に対して処理性能が非常に高い
- ディスプレイが非常に綺麗
- バッテリー持続時間が長い
- 内蔵トラックパッドが使いやすい
- Touch ID指紋認証センサーが便利
M1チップMacはアプリとの相性に注意

PhotoshopやIllustratorを使用予定の方は一度ご検討を。
M1チップの注意点
M1チップ搭載のMacBook Air・MacBook Pro・Mac miniでは、Adobeのアプリケーションがほとんどネイティブ非対応です。(2021年3月1日時点)
Rosetta2互換での動作になるため、本来のパフォーマンスが発揮できません。
この状況が改善されるには、しばらく時間がかかると予想されます。
M1チップのアプリ対応状況はこちらの記事でまとめていますので、参考にしてください。
iMac Retina 4K

ディスプレイサイズ | 21.5インチ |
OS | macOS Big Sur |
CPU | Intel Core i3クアッドコア |
メモリ | DDR4 8GB |
ストレージ | SSD 256GB |
グラフィック | Radeon Pro 555X |
価格 | 142,800円(税別) |
iMac Retina 4Kの良さ
- とにかく綺麗な4Kディスプレイ
- 21.5インチの画面で効率的な作業が可能
- ケーブルに困らされないスマートなつくり
こちらのiMacはIntel CPUなので、PhotoshopもIllustratorも通常の動作をします。
Word・Excelの必要性

単純にホームページの学習・運営をするだけであれば、WordもExcelもPowerPointも不要です。
メールは使えるようにする必要がありますが、WindowsにもMacにも最初からメールソフトが入っています。
Windows・Macに標準搭載されているメールソフト


初期搭載のメールアプリでも、標準的なメール機能は十分備わっています。
メールのやり取りが多かったり、高機能なメールアプリを使用したい方はThunderbirdがおすすめです。
オープンソースのメールソフトで、無料で使用可能です。
ホームページ学習・運営におすすめのソフト
Adobe Photoshop 画像編集ソフト

バナー制作や画像編集には、Adobe Photoshopがおすすめです。
Windows・Mac両方に対応しています。
有料ではありますが、これだけでPhotoshopを使う価値は十分にあります。
理由は、「クイック選択ツール」が超優秀だから。
ちなみに料金ですが、Creative Cloudフォトプラン(20GB)なら1,078円/月でPhotoshopとLightroomが使用可能です。
Adobeのプランの中では、こちらが最安です。

フォトプラン(20GB)
Lightroomデスクトップ版とモバイル版、Lightroom Classic、Photoshopデスクトップ版とiPad版が含まれます。
https://www.adobe.com/jp/creativecloud/photography.html より
Atom テキストエディター

Atomは、Githubが開発したフリーでオープンソースのテキストエディターです。
Windows・Mac両方に対応しています。
ホームページで使用するHTML・CSS・PHPといった言語以外にも、非常に多くの言語のファイルを編集できます。
動作が軽快で、ちょこっとファイルを編集したいときにあると便利です。
FileZilla ファイル転送ソフト

Filezillaは、フリーで定番のファイル転送ソフトです。
FTPクライアントソフトと呼びます。
Windows・Mac両方に対応しています。
FileZillaを使うと、サーバーにファイルを簡単にアップロード・ダウンロードができます。
初心者の方は最初の設定に苦戦すると思いますが、使えるようになると非常に便利なソフトです。
こちらからダウンロード可能です。
https://filezilla-project.org/index.php
セキュリティソフトの必要性
結論から言うと、個人的にはWindowsもMacも普通に使っていれば「不要」です。
Windows10にセキュリティソフトが不要な理由
Windows10には、Windows Defenderというセキュリティソフトが標準搭載されています。
もちろん無料です。
ですが、これがなかなか優秀です。
AV-TESTが2020年12月に実施した調査によると、Windows Defenderは一般家庭向けのセキュリティソフトとして
- Protection
- Performance
- Usability
のすべての項目で満点を獲得しています。
これは
- ESET
- McAfee
- Norton
などの有料セキュリティソフトと同じスコアです。
Macにセキュリティソフトが不要な理由
Macはそもそもウイルスが少ないのと、
私自身今まで6年間Macを使ってきて1度もウイルスが入ったことがないので、そこまで敏感にならなくても良いと思っています。
Macには様々なセキュリティ機構が備わっています。
XD(Execute Disable)、ASLR(Address Space Layout Randomization)、SIP(System Integrity Protection)などのテクノロジーを活用するため、マルウェアが害を加えるのが難しくなります。
そして、ルート権限を持つプロセスが重要なシステムファイルを変更できないようにします。
https://www.apple.com/jp/macos/security/ より
「Mac安全神話は崩壊してきている」という意見もありますが、
「常に最新のバージョンを保っていれば有料のセキュリティソフトは用意しなくてもOK」
というのが私の意見です。
不安な方は有料セキュリティソフトを
まとめ

パソコンは作業の要となるものですから、慎重に選びたいところ。
今回の記事をまとめると、以下になります。
- WindowsでもMacでもどちらでもOK
- 自宅のみの作業なら画面の大きなデスクトップパソコンに
- 高性能なパソコンでなくてもOK
- Word,Excelは基本的に不要
- バナー制作、画像編集にはAdobe Photoshopがおすすめ
- セキュリティソフトは基本的に不要、不安なら有料のものを
この記事が参考になりましたら、コメント、シェアいただけると嬉しいです!