
Yahoo Japanの個人情報収集を無効化する手順

個人情報収集の設定画面に入る手順
Yahooにログインした状態で、Yahoo Japanトップページにアクセスします。
以下の画像の矢印の部分、「登録情報」をクリックします。

見づらい・・・Googleと比較して、Yahooはこういったユーザビリティの点で劣っているなあと感じます。
登録情報ページの「プライバシー・メール配信」をクリックします。

全6つの設定項目が表示されます。

Yahooが収集しているのは以下のデータ。
Yahooの収集データ
- 広告設定
- メール設定
- 位置情報の送信設定
- 各アプリケーションでのデータ利用
- グループ企業へのデータ連携設定
- 外部企業へのデータ提供設定
Googleと異なるのは、外部企業へのデータ提供設定項目があるかないかですね。
これから、それぞれ設定変更してゆくことになります。
順番に内容を紹介してゆきます。
広告設定を変更する
広告設定とは
Yahoo! JAPANは、広告掲載によって運営されています。少しでもお客様の興味関心にあった広告を表示できるよう、お客様の行動履歴に合わせて広告内容を最適化しています。最適化される対象は、Yahoo! JAPANの広告配信プラットフォームを通じて表示される広告です。
Yahoo Japan 広告設定より
行動履歴の利用をオフに設定すると、自分の興味関心とは無関係な広告が表示されるようになります。
ただ、行動履歴が使用されないというだけで履歴の収集はされるようです。
オフにするには、「行動履歴を利用して広告内容を最適化する」のチェックを外します。

メール設定を変更する
メール配信設定を変更する
いろいろな設定がありますが、右上の「設定する」をクリックすれば一括で設定を変更できます。

一括で変更する場合は、「便利機能の提供と広告の最適化」という設定を変更することになります。
Yahooメールの便利機能の提供と広告の最適化を変更する
便利機能の提供と広告の最適化とは
Yahoo!メールでは、Yahoo!メールで送受信されるメールを機械的に解析した結果を利用し、お客様により便利にYahoo!メールをお使いいただくための機能を提供したり、お客様の関心と関連性が高いと判定された広告やお知らせを配信したりしています。
Yahooメール 便利機能の提供と広告の最適化より
Yahooメールの送受信内容を解析し、広告を自分の趣味嗜好・性別や年齢に合わせて最適化するシステムです。
無効化するには、「無効化にする」ボタンをクリックすればOKです。

グループ企業とのデータ連携設定を変更する
グループ企業とのデータ連携設定とは
データ連携を行うことで、連携先企業のサービスをお使いの際に、お客様一人ひとりの好みや状況に合わせた情報提供やプランが見つかりやすくなります。
Yahoo Japan グループ企業へのデータ連携より
無効化するには、「連携しない」にチェックを入れます。

外部企業へのデータ提供を個別に変更する
先の説明の「グループ企業とのデータ連携設定」とややこしいですが・・・
こちらはグループ企業ではなく、提携企業の設定です。
今回は例として、「カルチュア・コンビニエンス・クラス株式会社」へのデータ提供を無効化してゆきます。
データ提供を無効化したい企業の「設定」をクリックします。


外部企業へのデータ提供を無効化するには、「無効にする」をクリックし、「現在、情報提供が無効になっています」という表示になればOKです。
まとめ
以上、Yahooからのデータ収集をオフにする設定のご紹介でした。
Yahooメール、Yahooニュース、Yahoo地図、Yahoo知恵袋などYahooには無料で利用できる便利なサービスがいっぱいです。
「タダより怖いものはない」なんて言葉がありますが、Yahooのサービスはまさにそれだと感じます。
当たり前になっていて感覚がないですが、こんなに便利なサービスをほぼ全て無料で利用できるって異常です。
個人の推測ですが、この記事で紹介した場所以外でもYahooは個人情報を収集しています。
「意地でも情報を収集されたくない」という方は、プライバシー重視の検索エンジン「Duck Duck Go」を利用すると良いかもしれません。
