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Windows10パソコンの動きが遅かったり固まるときに試したい3つのこと - 元パソコン修理部員が解説

Windows10のトラブルシューティングの画面

この記事は、動作が不安定なWindows10のメンテナンス手順を解説しています。

初心者の方でもわかるよう、専門用語は避けて解説してゆきます。

パソコンの調子が悪い時の症状

  1. Windows Updateに何度も失敗する
  2. ソフトのインストールでエラーが出る
  3. ソフトのアンインストール(削除)ができない
  4. 動きが固まるときがある
  5. なんだか動きが遅い

部品の劣化・故障が原因の場合もあります。

パソコンの調子が悪いときに試すべき3つのこと

①セーフモード起動

セーフモードとは

分かりやすく表現すると「必要最小限の構成でWindowsを起動させるモード」です。

パソコントラブルの診断時によく使われます。

Windowsが起動しない時、セーフモードだと起動することがあります。

これによって、システム不良か機械的故障なのかを切り分けできます。

セーフモードには自動修復効果があり、サクッとメンテナンスができるのでおすすめです。

セーフモード起動をする手順

画面左下、スタートボタン(Windowsロゴのマーク)をクリックします

Windows10スタートボタンの画面

設定画面が表示されます。

更新とセキュリティをクリックします。

Windows10設定画面

ライセンス認証の部分へ移動します。

更新とセキュリティの画面

PCの起動をカスタマイズする→今すぐ再起動 をクリックします。

PCの起動をカスタマイズする画面

全体がブルーの画面になり、オプションの選択画面が表示されます。

オプションの選択画面が表示されます。

トラブルシューティングをクリックします

オプションの選択画面

トラブルシューティングの画面が表示されます。

詳細オプションをクリックします。

トラブルシューティングの画面

詳細オプション画面が表示されます。

スタートアップ設定をクリックします。

詳細オプションの画面

スタートアップ設定の画面が表示されます。

「再起動」ボタンをクリックし、パソコンを再起動させます。

スタートアップ設定の画面

再起動後は、以下のようなスタートアップ設定の画面が表示されます。

セーフモードで起動するためには、キーボードで数字の「4」を入力します。

スタートアップ設定の画面

壁紙がなく真っ黒なデスクトップ画面で起動すれば、Windowsはセーフモードで起動しています。

Windowsがセーフモードで起動している画面

また、画面四隅に「セーフモード」と表示がされ、画面上部には現在のWindowsのビルド番号が表示されます。

これがセーフモードです。

「必要最低限の機能で動作している状態」と思えばOKです。

セーフモードでパソコンが起動しない場合、

  • 機械的故障がある
  • システム不良が深刻

のどちらかの可能性があります。

近くのパソコン修理屋に問い合わせされることをおすすめします。

セーフモード起動をするだけで、Windowsの修復効果があります。

起動できたら特に何もせず、パソコンを再起動しましょう。

②DISM.exeの実行

PowerShellロゴ
Windows PowerShellから実行します

DISMとは

端的に表現すると「オンラインの自動修復機能」です。

DISMを使った修復手順

スタートボタン(Windowsロゴのマーク)を右クリックし、Windows PowerShell(管理者)を右クリックします。

Powershellを起動する画面

ユーザーアカウント制御画面が表示されます。

「はい」をクリックします。

Powershellの画面が表示されたら、

DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth と入力し、Enterキーを押します。

※上記コマンドはコピー&貼り付けすることも可能です。

DISM.exeを実行している画面

DISMには複数の種類がありますが、今回入力したコマンドは

  • システムのチェック
  • 不具合が見つかった場合自動修復

をどちらも行ってくれます。

開始すると、ステータスが表示されます。

DISM.exeを実行している画面

パソコンによってかかる時間は異なりますが、今までの経験上一時間ほどかかるパソコンもあったので、しばらく放置しましょう。

「復元操作は正常に完了しました」 と表示されればOKです。

DISM.exeを実行している画面

パソコンを一度再起動してみましょう。

③SFCスキャンの実行

PowerShellロゴ
こちらもPowerShellから

SFCとは

端的に表現すると、DISMとよく使われるWindowsの修復機能です。

SFCスキャンをする手順

DISMの解説と同じ手順で、Powershell(管理者)を解説します。

Powershellの画面でsfc /scannow と入力し、Enterキーを押します。

※上記コマンドはコピー&貼り付けすることも可能です。

SFCスキャンの画面

スキャンが開始すると、「システムスキャンを開始しています。これにはしばらく時間がかかります。」と表示されます。

検証が完了し

Windowsリソース保護は、整合性違反を検出しませんでしたと表示された場合
SFCスキャンの画面

特に問題は見つからなかったことを意味します。

Windowsリソース保護により、破損したファイルが見つかりましたが、それらは正常に修復されましたと表示された場合
SFCスキャンの画面

破損していたシステムファイルの修復がされています。

Powershellを閉じて、パソコンを再起動しましょう。

まとめ

使い方にもよりますが、長く使っているとなんだかんだで不調になりがちです。

ユーザーが普通に使っていても、MicrosoftがWindows Updateで爆弾を配信して自爆することも珍しくありません。

パソコン修理屋勤務時代、「Windows Updateをしたら起動しなくなった」という症状は数え切れないほど見てきましたし、自分の身は自分で守ることが出来たほうが安心です。

メンテナンスは定期的に行い、調子を維持しましょう!

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