Microsoft コラム パソコントラブル

【最終奥義あり】調子の悪いWindows PCをメンテナンスする4つの方法 - 元パソコン修理屋スタッフが解説

この記事は、動作が不安定なWindows10のメンテナンス手順を解説しています。

初心者の方でもわかるよう、専門用語は避けて解説してゆきます。

パソコンの調子が悪い時の症状

  1. Windows Updateに何度も失敗する
  2. ソフトのインストールでエラーが出る
  3. ソフトのアンインストール(削除)ができない
  4. 動きが固まるときがある
  5. なんだか動きが遅い

部品の劣化・故障が原因の場合もあります。

調子が悪いパソコンに試すべきこと

セーフモード起動

セーフモードとは

端的に表現すると、「必要最小限の構成でWindowsを起動させるモード」です。

パソコントラブルの診断時によく使われます。

Windowsが起動しない時、セーフモードだと起動することがあります。

これによって、システム不良か機械的故障なのかを切り分けできます。

セーフモードには自動修復効果があり、サクッとメンテナンスができるのでおすすめです。

セーフモード起動をする手順

画面左下、スタートボタン(Windowsロゴのマーク)をクリックします

Windows10スタートボタンの画面

設定画面が表示されます。

更新とセキュリティをクリックします。

Windows10設定画面

ライセンス認証の部分へ移動します。

更新とセキュリティの画面

PCの起動をカスタマイズする→今すぐ再起動 をクリックします。

PCの起動をカスタマイズする画面

全体がブルーの画面になり、オプションの選択画面が表示されます。

オプションの選択画面が表示されます。

トラブルシューティングをクリックします

オプションの選択画面

トラブルシューティングの画面が表示されます。

詳細オプションをクリックします。

トラブルシューティングの画面

詳細オプション画面が表示されます。

スタートアップ設定をクリックします。

詳細オプションの画面

スタートアップ設定の画面が表示されます。

「再起動」ボタンをクリックし、パソコンを再起動させます。

スタートアップ設定の画面

再起動後は、以下のようなスタートアップ設定の画面が表示されます。

セーフモードで起動するためには、キーボードで数字の「4」を入力します。

スタートアップ設定の画面

壁紙がなく真っ黒なデスクトップ画面で起動すれば、Windowsはセーフモードで起動しています。

Windowsがセーフモードで起動している画面

また、画面四隅に「セーフモード」と表示がされ、画面上部には現在のWindowsのビルド番号が表示されます。

これがセーフモードです。

「必要最低限の機能で動作している状態」と思えばOKです。

セーフモードでパソコンが起動しない場合、

  • 機械的故障がある
  • システム不良が深刻

のどちらかの可能性があります。

近くのパソコン修理屋に問い合わせされることをおすすめします。

セーフモード起動をするだけで、Windowsの修復効果があります。

起動できたら特に何もせず、パソコンを再起動しましょう。

DISM.exeの実行

PowerShellロゴ
Windows PowerShellから実行します

DISMとは

端的に表現すると「オンラインの自動修復機能」です。

DISMを使った修復手順

スタートボタン(Windowsロゴのマーク)を右クリックし、Windows PowerShell(管理者)を右クリックします。

Powershellを起動する画面

ユーザーアカウント制御画面が表示されます。

「はい」をクリックします。

Powershellの画面が表示されたら、

DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth と入力し、Enterキーを押します。

※上記コマンドはコピー&貼り付けすることも可能です。

DISM.exeを実行している画面

DISMには複数の種類がありますが、今回入力したコマンドは

  • システムのチェック
  • 不具合が見つかった場合自動修復

をどちらも行ってくれます。

開始すると、ステータスが表示されます。

DISM.exeを実行している画面

パソコンによってかかる時間は異なりますが、今までの経験上一時間ほどかかるパソコンもあったので、しばらく放置しましょう。

「復元操作は正常に完了しました」 と表示されればOKです。

DISM.exeを実行している画面

パソコンを一度再起動してみましょう。

SFCスキャンの実行

PowerShellロゴ
こちらもPowerShellから

SFCとは

端的に表現すると、DISMとよく使われるWindowsの修復機能です。

SFCスキャンをする手順

DISMの解説と同じ手順で、Powershell(管理者)を解説します。

Powershellの画面でsfc /scannow と入力し、Enterキーを押します。

※上記コマンドはコピー&貼り付けすることも可能です。

SFCスキャンの画面

スキャンが開始すると、「システムスキャンを開始しています。これにはしばらく時間がかかります。」と表示されます。

検証が完了し

Windowsリソース保護は、整合性違反を検出しませんでしたと表示された場合
SFCスキャンの画面

特に問題は見つからなかったことを意味します。

Windowsリソース保護により、破損したファイルが見つかりましたが、それらは正常に修復されましたと表示された場合
SFCスキャンの画面

破損していたシステムファイルの修復がされています。

Powershellを閉じて、パソコンを再起動しましょう。

デフラグ

デフラグのロゴ
ドライブの最適化とデフラグに名称変更しました

デフラグとは

端的に表現すると「データ記憶装置の断片化解消」です。

旧称はデフラグ。正式名称はデフラグメンテーション(defragmentation)。

現在は「ドライブの最適化とデフラグ」に名称変更していますが、デフラグのほうが通じやすいのでデフラグ表記で解説してゆきます。

ただ、こちらは「効果が出ればラッキー」程度にお考えください。

Windows7・8.1までは手動でデフラグする必要がありましたが、Windows10からは自動で行われます。

また、現在主流のSSDではデフラグは不要です。

※代わりにTRIMという機能がありますが、ここでは割愛します。

デフラグの実行手順

Windows10からは

最終手段

時間はかかりますが、これが一番効果があります。

Windows10上書きインストールの画面

Windows上書きインストール

執筆中

まとめ

使い方にもよりますが、長く使っているとなんだかんだで不調になりがちです。

ユーザーが普通に使っていても、MicrosoftがWindows Updateで爆弾を配信して自爆することも珍しくありません。

パソコン修理屋勤務時代、「Windows Updateをしたら起動しなくなった」という症状は数え切れないほど見てきましたし、自分の身は自分で守ることが出来たほうが安心です。

メンテナンスは定期的に行い、調子を維持しましょう!

人気記事

1

Apple Siliconへの各社アプリ対応状況まとめです。2021年6月現在、徐々にネイティブ対応完了のアプリが増えてきました。随時更新です。

2

Apple Watchって何ができるの?初代から5年間使用している私が、Apple Watchの機能と魅力をゆっくり解説してゆきます。

3

自分でWindows7からWindows10にアップグレードする方法を、徹底解説します!
2021年1月現在、今でもMedia Creation Toolを使えばWindows10への無料アップグレードは可能です!

4

長い間パソコンを使っていると発生しがちなWindowsの不具合を解消するための、4つの対処法を解説します。
セーフモード起動やDISM.exe、SFCスキャンを使用してメンテナンスをしてあげましょう。

-Microsoft, コラム, パソコントラブル
-

© 2021 サムライ コンピューター