
不具合が発生しがちなWindows Update

Microsoftは月に1度セキュリティ更新プログラムを配信し、半年に1度 機能更新プログラムと呼ばれる大型アップデートを配信します。
セキュリティ修正が含まれるため更新は早めに適用することが好ましいですが、更新によって不具合が発生することは珍しくありません。
さすがに稀ではありますが、最悪ブルースクリーンエラーが発生してWindowsが起動しなくなるという不具合も存在します。
その原因となるアップデートは、修正プログラムが配信されるまで適用しないほうが安全です。
この記事では、Windows Updateを延期する「更新の一時停止」の設定方法をご紹介します。
これを使うことで、最長35日間Windows Updateを先延ばしすることが可能です。
Windows Updateを延期する手順
設定を開き、Windows Updateへ移動し「詳細オプション」をクリックします。

更新の一時停止をクリックします。
更新の一時停止とは
最大35日間、このデバイスへの更新プログラムのインストールを一時停止します。
一時停止の最大日数に達した場合、もう一度一時停止するには、デバイスで新しい更新プログラムを取得する必要があります。
Windows更新プログラムのインストール猶予期間を作れる設定だと思えばOKです。
一時指定の期間は自分で指定することが可能です。
「日付の選択」をクリックしてみます。

以下の画像のようにプルダウンメニューが表示され、Windows Updateのインストール一時停止期限日を設定できます。

安全にいきたいなら、最長の期限である35日後を選択すると良いかもしれません。
まとめ
以上、Windows Updateの自動インストールを延期する方法の解説でした。
35日間というリミットはありますが、一時的にでもインストールを停止できるのはありがたい機能です。
Microsoftにも良心はあるもよう。
月例のWindows Updateが配信されるのは毎月第2水曜日です。
そして、アップデートが引き起こす不具合は1週間もしないうちに報告され始めます。
安全にいきたいのなら、インストールの一時停止設定は2週間以上先にすると良いかもしれません。