
iCloudメールはOutlookでも使用可能
iCloudメールをメインで使用している方は(個人的には)少ないイメージですが、パソコンで使用できるとやはり便利ですよね。
実はiCloudメールをWindowsパソコンへ設定するには、GmailやYahooとは異なる操作が必要となります。
ほとんどの方はこれを知らないので、GmailやYahooメールと同じ要領で進めてしまい
「正しいメールアドレスとパスワードを入力しているのに何度やっても設定できない!」という状態に陥ります。
というか、私は初めての時まさにこの状態になってしまいました。
この記事では、OutlookにiCloudメールを設定する方法をやさしく解説します。
公式の解説ページはこちら
https://support.apple.com/ja-jp/HT202304
お使いのメールアプリケーション (クライアント) で iCloud のメールアカウントを使うための設定を手動でしなければならない場合は、以下のメールサーバ設定をご利用ください。
iCloud メールクライアント向けのメールサーバ設定
Outlookへの設定方法
それでは、Windows10のOutlookにiCloudメールを設定してゆきます。
まずは、Apple IDのマイアカウントページを開き、自分のApple IDでサインインします。

Apple IDとパスワードを入力すると、2ファクタ認証がされます。

サインインが要求された通知がiPhone・iPad・Macに届くので、「許可する」を選択します。

6ケタのコードが表示されます。

このコードをブラウザに入力して、ログイン完了です。
メールアプリ用のパスワードを生成するには、セキュリティの部分から「パスワードを生成」をクリックします。

パスワードのラベルを入力します。
「Outlook」や「アウトルック」など、わかりやすい単語で自由に決めましょう。

ラベルを作成するとApp用パスワードが生成されます。

表示された文字列は、メモ帳やWordに保存しておきましょう。
Outlookを起動します。

画面左上「ファイル」をクリックします。

アカウント情報の画面に切り替わります。
「アカウントの追加」をクリックします。

iCloudのメールアドレスを入力し、「接続」をクリックします。

パスワード入力画面が表示されるので、先程生成したパスワードを入力して「接続」をクリックします

「アカウントが正常に追加されました」と表示されれば、iCloudメールの設定は完了です。

これで、OutlookでiCloudメールの送受信ができるようになりました。

念のため、テストメールをされることをおすすめします。
2021年5月25日追記
Windows10 21H1 May 2021 Updateがリリースされました
半年に1度の大型更新のわりには、目立った変化や新機能がほとんどなく、不具合修正とパフォーマンス向上にフォーカスした内容になっています。
アップデートは自動で徐々に配信されてゆきますが、手動でアップデートすることも可能です。
手動でのアップデート方法は、こちらの解説記事をご覧ください!
まとめ
Appleはセキュリティに厳しい会社ですが、メールの設定にもここまでの規制を設けています。
この記事の内容は、初めてだと知らない方が多いはず。
というか私は最初知らず、Apple IDとパスワードを何回入力してもメールが設定できないという事態に陥りました。
初心者泣かせな作りです。
こういう記事があると少し役立つかなあと思い、作成しました。
この記事が役に立ちましたら、シェア・コメントいただけると幸いです!