アップデート情報 コラム

【完全解説】Windows8.1からWindows10に自分でアップグレードする方法とWindows10の動きを軽くする設定

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この記事では、Windows8.1からWindows10へ自分でアップグレードする手順を徹底解説します。
ほぼ全てのステップの画像をご用意しています。

Windows10への無償アップグレードは2021年でも可能

2021年3月26日 無償アップグレード可能であることを確認しました!

期間限定だったはずの無償アップグレード

2015年のWindows10リリース後、2016年7月29日までWindows7・Windows8.1からの無償アップグレード期間が設けられました。

Windows Updateの画面に以下のような表示がされ、「しつこい」「迷惑」「邪魔」だと話題になったのを思い出します。

Windows10を入手するの画面

Microsoftは期間限定でガンガンWindows10への移行を推進していたのですが、その期間は終了し、現在は2021年。

実は、今でもWindows8.1からWindows10へ無料でアップグレードできます。

Windows8.1の延長サポートは2023年1月まで

Windows8.1の正式なサポート終了日は、2023年1月10日です。

Windows8.1

2023 年 1 月 10 日 延長サポート終了

Windows のサポート ライフ サイクル日程
https://www.microsoft.com/ja-jp/atlife/article-windows10-portal-eos.aspx

Windows7のサポート終了からちょうど3年後のタイミングとなります。

サポート期間中は、セキュリティ更新プログラムが配信されます。

記事執筆時点の2021年3月、まだ2年ほど猶予がありますがWindows10に早めに切り替えることは可能です。

寛容な姿勢のMicrosoft

Windows10へのアップグレードには「Media Creation Tool」というMicrosoftのソフトを使うのですが

Windows10アップグレードに関するMicrosoftのQ&Aページを見ると、

Windows10への無償アップグレードは今も利用可能ですか?

 "Windows 10 を入手" (GWX) アプリによる Windows 10 の無償アップグレードは、2016 年 7 月 29 日に終了しました。

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/12435/windows-10-upgrade-faq

と記載されており、あくまで「「Windows10を入手」アプリを使ったアップグレードが終了した」と解釈ができます。

実際、2019年にWindows7から10へ何十台もアップグレードできましたから。

ということで、この記事ではWindows8.1から10へ自分でアップグレードする手順を細かく解説してゆきます!




アップグレードの前に

注意点

作業は自己責任で

この記事で紹介するアップグレード作業は、完全自己責任でお願いします。
アップグレード失敗で出た損失に対して、当方は一切の責任を負いかねます。

アップグレードに失敗するケースは、意外に多いです。
作業前には、必ず重要なデータのバックアップを取りましょう。

Windows10へアップグレードすることで起こりうること

  • 全体的なパソコンの動作が遅くなることがある
  • 動作しないソフトが出てくることがある
  • ソフトの動作が不安定になることがある

リスクがあることを受け入れてアップグレードに臨みましょう!

データのバックアップをしましょう

こちらの記事で、初心者の方向けにパソコンのデータバックアップ(保存)手順を解説しています。

バックアップがあれば、万が一アップデート失敗してしまったときでも安心して対処できます。

一度読まれることを推奨します。

Windows10アップグレードの要件を満たしているかチェック

アップグレード要件

  • Windows8.1にアップグレードされていること
  • Windowsのライセンス認証がされていること
  • パソコンがWindows10のハードウェア要件を満たしていること

エディションについて

エディション

  • Windows8.1 →Windows10 Home
  • Windows8.1 Pro→Windows10 Pro

と引き継がれます。

Windows10へアップグレードする手順

それでは、Windows8.1から10へアップグレードする手順を解説してゆきます。

まずは、現在のWindows8.1のライセンス認証がしっかりとされていることを確認しましょう。

スタートメニューを右クリックし、システム画面へと移動します。

Windows8.1のスタートメニュー画面
Windows8.1のシステム情報画面

ライセンス認証がされていることを確認したら、下記URLにアクセスします。

https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10

Windows 10 のダウンロード

Windows 10 の新しいコピーのインストール、クリーン インストールの実行、Windows 10 の再インストールのために使用できるインストール メディア (USB フラッシュ ドライブまたは DVD) を作成するには、以下の手順に従います。

「ツールを今すぐダウンロード」をクリックします。

Media Creation Toolのダウンロードが開始されます。

ダウンロードしたMedia Creation Toolを管理者として実行します。

Windows8.1のエクスプローラー画面

ユーザーアカウント制御の画面が表示されます。

「はい」を選択し、次へ進みます。

Windows8.1のユーザーアカウント制御画面

Media Creation Toolが起動します。

数分かかります。

Windows8.1のMedia Creation Toolセットアップ画面




Microsoft Media Creation Toolのソフトウェアライセンス条項同意画面が表示されます。

条項を確認し、問題がなければ「同意」をクリックして次へ進みます。

マイクロソフト・ソフトウェア・ライセンス条項画面

「このPCを今すぐアップグレードする」を選択して「次へ」をクリックします。

Media Creation Toolの画面
Media Creation Tool Windows10ダウンロード画面

Windows10のメディア作成が開始されます。

Media Creation Toolメディア作成画面

パソコンの性能によって作成時間は変わります。

遅めのパソコンだと30分以上かかる場合がありますので、ゆっくり待ちます。

メディア作成が完了すると、クリーンアップが始まります。

今までの経験上、数分~5分くらいかかる作業です。

Media Creation Toolクリーンアップ画面

更新プログラムのダウンロードが開始されます。

Media Creation Toolメディア作成画面

パソコンの性能とインターネット回線速度によって所要時間が変わります。

早ければ5分程度で終わります。

Media Creation Toolの画面

Windows10のインストール準備が完了すると、下の画像のような表示が出ます。

Media Creation Tool Windows10インストール準備完了の画面
基本的には、そのまま「インストール」をクリックすればOKです。
データはそのまま引き継がれます。

Windows10のインストールが開始されると、下の画像のように全体が青の画面に変化します。

Windows10インストール中の画面
インストールには時間がかかります。
この画面からはパソコンを放置しておきましょう。
パソコンの性能によって変化しますが、高性能なパソコンでも十分前後、遅いパソコンだと数時間かかります。
Windows10インストール中画面




この画面までくればあともう少しです。

Windows10インストール中画面

Windows10のプライバシー設定選択画面が表示されます。

なにやら色々と書いてありますが、要は個人情報の収集を許可するかどうかです。

私は全てオフにしました。

ここはお好みで設定しましょう。

「同意」をクリックしたら、Windows10のデスクトップが表示されました。

コントロールパネルから「システム」の画面を開き、WindowsのエディションがWindows10に、そしてライセンス認証がされていることを確認しましょう。

Windows10システム情報画面

以上でWindows10へのアップグレードは完了です。

お疲れ様でした!

これからは、Windows10の動作を軽くする設定をご紹介します。

Windows10 May 2021 Update 21H1が配信開始

Microsoftが2021年5月、Windows10 21H1を配信開始しました。

半年に1度の大型更新で、いくつかの新機能と多数の不具合修正が含まれています。

配信内容とアップデート方法について、こちらの記事でまとめているのでぜひ。




Windows10の動作を軽くする

Windows10は多くの機能が追加された反面、Windows7や8.1と比較するとパソコンへの負荷が高くなりがちです。

CPUがCore i7だったり、SSDを搭載しているパソコンであればそれほど影響はないのですが、多くのパソコンではモタつきを感じる場面が出てきます。

これは、設定をいじることで多少軽減することが可能です。

以下、解説してゆきます。

バックグラウンドアプリをオフにする

アプリが裏で動作するのを無効化します。

アプリのバックグラウンド実行をオフにする設定手順

Windowsキーを押してスタートメニューを表示し、歯車のマーク(設定)をクリックします

Windows10スタートメニューの画像

設定「プライバシー」をクリックします

Windows10設定画面

サイドバーを下にスクロールし、「バックグラウンドアプリ」をクリックします

「アプリのバックグラウンド実行を許可する」のチェックをオフにします。

設定画面

これで全アプリのバックグラウンド動作がオフになり、パソコンの負荷が多少軽減されます。




ストアアプリの自動更新をオフにする

ストアアプリのアイコン

Windows10には「ストア」アプリが入っており、様々な仕事効率化のアプリやゲームを入手可能です。

Windows10標準搭載のアプリはほとんどがストアアプリで管理され、既定の設定では自動で更新されます。
更新時はハードディスク、CPUへの負荷が急激に増加するため、古いパソコンは著しく動作が遅くなる場合があります。

自動更新を無効にすると、このような事態を防ぐことができます。

以下、ストアアプリの自動更新をオフにする設定の手順を紹介します。

ストアアプリの自動更新をオフにする設定手順

スタートボタンをクリック

Windows10スタートボタン

「ストア」と入力し、Enterキーを押す

スタートメニューでストアと検索した画面

ストアアプリが起動します。

Windows10ストアアプリの画面

アプリ画面右上をクリックし、メニューから設定を開く

Windows10ストアアプリの画面

設定画面で「アプリを自動的に更新」をオフにする

Windows10ストアアプリ設定画面

以上の設定で、ストアアプリの自動更新がオフになります。

※バックグラウンド負荷は減りますが、アプリの更新を自動で行う必要が出てきます。

月に1度は手動で更新することをお勧めします。




透明効果と視覚効果をオフにする

Windows10では、ウィンドウの動きにアニメーションがかかったり、背景に応じて色が変化する透明感を出すエフェクトがあります。

これらの機能をオフにすると、CPUへの負荷が少し減り動作の軽量化に繋がります。

透明効果と視覚効果をオフにする設定手順

スタートボタンをクリック

Windows10スタートメニュー画面

歯車のマーク、設定アプリを開きます

Windows10スタートメニューの画面

設定アプリ内「簡単操作」を開きます

Windows10設定画面

ディスプレイ設定項目を確認します

Windows10アニメーション設定変更画面
Windowsのシンプル化とパーソナル設定
  • Windowsにアニメーションを表示する
  • Windowsの表示に透明性を適用する

この2つのチェックを外してオフにします。

アニメーションと透明処理がなくなり、CPU負荷が減って動作が軽量化されます。




SysMainサービスをオフにする

SysMainとは?


昔は「Superfetch」と呼ばれ、Windows Vistaから搭載されている機能です。
システムメモリを積極的に利用し、全体的なパフォーマンス向上を図ります。

Windows SuperFetch(ウィンドウズ スーパーフェッチ)とはWindows VistaとWindows 7、Windows 8/8.1、Windows 10に搭載されている、パフォーマンスの向上に関するディスクキャッシュ・メインメモリ管理機能である。Linux 用の preload に相当する。後日、「SysMain」に改称した

https://ja.wikipedia.org/wiki/Windows_SuperFetch

メモリ搭載量の少ないパソコンでは、無効化すると動作が多少快適になる場合があります。

SysMainサービスを無効化する手順

スタートメニューで「サービス」と検索

Windows10スタートメニュー

サービスを起動します

スタートメニューでサービスと検索した画面

サービス一覧の中から、SysMainを探します

サービスはアルファベット順に表示されます。

サービスの一覧画面

SysMainを右クリックし、プロパティをクリックします

SysMainのプロパティ画面

「スタートアップの種類」を自動から無効に設定します

SysMainのスタートアップ種類変更画面
SysMainのスタートアップ種類変更画面

最後に「適用」をクリックし、パソコンを再起動します。

これでSysmainサービスの無効化は完了です!

まとめ

この記事は人気があり、公開してから本当に多くの方に読んでいただいています。

役に立ちましたら、ぜひコメントなどいただけると嬉しいです!

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