Windows Update

【KB5003214】Microsoft、Windows10 21H1などにタスクバーの新機能を完全展開したプレビューアップデートを配信開始。多数の不具合修正あり。

アイキャッチ画像
今回は逃げられる更新です。

KB5003214が配信開始

2021/05/25(米国時間)、Windows10の更新プログラムKB5003214が配信されました。

オプションのプレビューアップデートとなっており、Windows Updateの画面では

「2021-05x64ベースシステム用Windows10 Version〇〇の累積更新プログラム」と表示されます。

Windows UpdateのKB5003214の画面
Windows10 21H1が配信されて数日なのにまたアップデートが。恐怖。

対応バージョンとビルド番号

  • Windows10 21H1全エディション
  • Windows 10 20H2 全エディション
  • Windows Server 20H2 全エディション
  • Windows 10 2004 全エディション
  • Windows Server 2004

KB5003214への更新方法

Windows Updateから手動で行えます。

  • 設定
  • 更新とセキュリティ
  • Windows Update
  • 更新プログラムの確認

KB5003214の変更点

約1ヶ月前のKB5001391のプレビューアップデートで段階的に展開が開始されたタスクバーの新機能、「ニュースと関心事項」が完全に追加されます。

今回のKB5003214では、全ユーザーに開放されるというのがポイント。

ニュースと関心事項の画面
タスクバーから天気と気温がすぐにチェック可能
ニュースと関心事項をクリックしてMicrosoft Edgeが起動した画面
ニュースも見たい場合は、天気アイコンをクリック

タスクバーのアイコン領域の左に天気と気温が表示され、クリックするとEdgeブラウザが起動しニュースをチェックできるようになっています。

※この機能は、設定からオフにすることも可能です。




KB5003214の不具合修正内容

KB5003214では、Microsoftさまが 日々発生する不具合によって食事も喉を通らないほどに衰弱しきった私たち奴隷ユーザーをさすがに見ていられなくなったのか、多数の不具合修正がされています。

  • タスクバーに固定されているスマホ同期アプリをユーザーが開くことができない場合がある問題を修正。※この問題はWindows 10 Ver2004に更新後にアプリを使用した場合に発生。
  • 複数のモニター使用環境でタッチデバイスが機能しない問題を修正
  • デスクトップからアイテムを削除した後、デスクトップにアイテムが表示される可能性がある問題を修正(私の環境でも1度出現。なんちゅう不具合だ)
  • 外部のハイダイナミックレンジ(HDR)ディスプレイから内蔵の非HDRディスプレイに切り替えた後、ビデオの再生が失敗する場合がある不具合を修正
  • 空間オーディオを有効にすると、サウンドに空間オーディオ効果を適用できない問題を修正
  • jscript9.dllのジャストインタイム(JIT)動作の問題を改善
  • runasコマンドを使用するときに特定のWin32アプリが開かない問題を修正
  • 「BlockNonAdminUserInstall」グループポリシーがオンになっている場合に特定のWin32アプリが開かない問題を修正
  • プログレッシブウェブアプリケーション(PWA)アイコンをタスクバーに固定すると空白として表示される問題を修正
  • セッションが終了する前にタッチ入力用のメモリを適切に管理できない問題を修正
  • 編集可能なボックスがあるアプリケーションを更新するときに発生するctfmon.exeのメモリリークを修正
  • 起動時に設定ページのテキスト「デバイスのセットアップを終了しましょう」が予期せず表示される問題を修正
  • 設定ページの可視性グループポリシーが「showonly:easeofaccess-mousepointer」に設定された後、ユーザーがマウス設定ページを表示できない問題を修正
  • Webサインインが有効になっている場合にユーザーがサインインできないセーフモードの問題を修正
  • 多くの組織単位(OU)またはコンテナーオブジェクトが一覧表示され、PowerShell転写が有効になっている場合にエラーが表示される、Active Directory(AD)管理センターの問題に対処します。エラーメッセージは、「列挙子がインスタンス化された後にコレクションが変更されました」です。
  • スクリーンリーダーが間違ったUI情報を報告する原因となる問題に対処します。この問題は、UIオートメーションがIsDialogやIsControlなどの一部のコントロールの不正確なプロパティ情報を報告するために発生します。
  • グループポリシーを使用してBitLocker暗号化を自動的に適用できない問題に対処します。この問題は、マスターブートレコード(MBR)のアクティブなブートパーティションがある外付けドライブで発生します。
  • クラスタノードのメモリ不足を引き起こすPKU2Uのメモリリークの問題を修正
  • AutopilotResetコマンドが送信されてから処理するのに異常に時間がかかる問題を修正
  • クライアントが別の仮想LAN(VLAN)に移動した後、Windows動的ホスト構成プロトコル(DHCP)サーバーがDHCPv6クライアントにリースを提供できない可能性がある問題を修正
  • タスクに「次のネットワーク接続が利用可能な場合にのみ開始する」という条件を設定すると、タスクが正しく機能しない問題を修正
  • Direct3D開発者がWindows開発者モードでSetStablePowerState() APIを使用すると、「デバイスが削除されました」エラーが表示される可能性がある問題を修正
  • タイトル、アーティスト、またはその他のメタデータを変更すると、FLAC音楽ファイルが再生できなくなるメタデータエンコーディングの問題を修正
  • High Efficiency Image File(HEIF)イメージの.hifファイル拡張子のサポートを追加
  • XboxOneコントローラーのUSBリダイレクトにリモートデスクトップを使用しているときにシステムが機能しなくなる可能性がある問題を修正
  • タッチまたはペン入力を使用しているときに、RemoteAppウィンドウがちらついたり、画面の別の領域に移動したりする可能性がある問題を修正
  • パフォーマンスを低下させるハンドルリークを引き起こす可能性のあるPerfMonAPIの問題を修正
  • 新しいドメインコントローラーを昇格し、Active Directoryのごみ箱機能が有効になっている場合に、無限のレプリケーションが発生する可能性がある問題を修正。
  • リソースホストサブシステム(RHS)がDNSにネットワーク名リソースを登録することを妨げる問題を修正。※イベントID1196が表示されるようになります。
  • モバイルデバイス管理(MDM)RestrictedGroups、LocalUsersAndGroups、またはUserRightsポリシーを使用して構成されたデバイスの問題を修正
  • Azure仮想マシンが企業のDNSゾーンに対して更新されるときに、DNS更新をAレコードとPTRに登録できない問題を修正
  • RemoteAppが、ローカルキーボードに入力された文字、またはWindowsクリップボードから貼り付けられた文字を断続的に複製する可能性がある問題を修正
  • マウスを動かしたときにマウスポインタが画面上をジャンプする拡大鏡の問題を修正

以前の更新プログラムをインストール済みであれば、このパッケージに含まれる新しい修正プログラムのみがダウンロードされ、デバイスにインストールされます。




KB5003214の既知の問題

以下は以前から、引き続き報告されている不具合です。

システム証明書とユーザー証明書が失われる可能性がある

デバイスを Windows 10 バージョン 1809 以降から Windows 10 以降のバージョンに更新すると、システム証明書とユーザー証明書が失われる可能性があります。 デバイスは、2020 年 9 月 16 日以降にリリースされた最新の累積アップデート (LCU) をすでにインストールしている場合にのみ影響を受け、その後、2020 年 10 月 13 日以降にリリースされた LCU が統合されていないメディアまたはインストールソースから、Windows 10 の新しいバージョンへの更新に進みます。

この更新プログラムに関する既知の問題

回避策

Windows10の回復オプションから、以前のバージョンのWindowsに戻す。

その後、新しいWindows10のバージョンに更新

Microsoftは修正アップデートを配信すると発表していますが、結構長引いています。

以前のバージョンのWindows10への戻し方は、Microsoftのこちらの記事をご覧ください。

ふりがなの入力を自動的に許可するアプリでの動作不具合

Microsoft 日本語入力方式エディター (IME) を使用して、ふりがなの入力を自動的に許可するアプリに漢字を入力すると、正しいふりがなが得られない場合があり、ふりがなを手動で入力する必要がある

回避策

今後修正プログラムを配信予定。

一部環境で5.1オーディオを使用した場合、高音のノイズが出る可能性がある

ステレオ環境では発生しない不具合です。

回避策

  • ビデオやオーディオのアプリ再生を避け、ブラウザや別のアプリを使用する
  • タスクバーのサウンドアイコンを右クリック→立体音響(オフ)を有効にする
Windows10の立体音響の設定画面
最初は立体音響(オフ)になっています

回避策

今後修正プログラムを配信予定。

ゲームパフォーマンスが低下する可能性がある(対策済み)

この更新プログラムをインストールした後、ゲームのパフォーマンスが予想よりも低いユーザーの小さなサブセットが報告されています。 この問題の影響を受けるほとんどのユーザーは、ゲームの全画面モードまたはボーダーレス ウィンドウ モードを実行し、2 つ以上のモニターを使用しています。

この更新プログラムに関する既知の問題

回避策

KIRロールバックによって自動で修正が適用されます。

何もせずOKですが、適用が完了しているかの確認はレジストリエディターを使用して可能です。

手順は以下のとおり。

KIRロールバックが適用されているか確認する手順

レジストリエディターを開き、以下の場所まで移動。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\FeatureManagement\Overrides\4\1837593227

上記の場所にアクセスでき、値1の「EnabledState」エントリが表示される場合はパッチ適用済みです。

レジストリエディターの画像

存在しない場合は一度パソコンを再起動して、少し時間をおきましょう。




情報参照元

May 25, 2021—KB5003214 (OS Builds 19041.1023, 19042.1023, and 19043.1023) Preview

https://support.microsoft.com/en-us/topic/may-25-2021-kb5003214-os-builds-19041-1023-19042-1023-and-19043-1023-preview-8a58ac95-cf5e-4032-9272-23de9ee1d186

Windows10 May 2021 Update 21H1が配信開始

Microsoftが2021年5月、Windows10 21H1を配信開始しました。

半年に1度の大型更新で、いくつかの新機能と多数の不具合修正が含まれています。

配信内容とアップデート方法について、こちらの記事でまとめているのでぜひ。

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