Windows Update

【KB5005101】Windows10のオーディオ、IME、ディスプレイ等の不具合修正を含んだオプションの品質更新プログラムが配信開始

Windows Updateの画面

KB5005101が配信開始

Microsoftさまが2021年9月1日(現地時間)、Windows10品質更新プログラム(プレビューアップデート)であるKB5005101を公開しました。

Windows UpdateでKB5005101を表示している画面

不具合修正がメインのオプションのアップデートとなっており、セキュリティ修正はありません。

適用は任意です。

詳細は以下。

対応バージョン

  • Windows10 21H1全エディション
  • Windows 10 20H2 全エディション
  • Windows 10 2004 全エディション

インストール方法

Windows Updateから行えます。

  • 設定
  • 更新とセキュリティ
  • Windows Update
  • 更新プログラムの確認

Microsoft Update Catalogからスタンドアローンパッケージを入手する方法もあります。

https://www.catalog.update.microsoft.com/Search.aspx?q=KB5005101

上記リンクから、環境に応じたパッケージをダウンロードしましょう。

KB5005101の改善と修正内容

  • ユーザーが分散コンポーネントオブジェクトモデル(DCOM)のアクティブ化の失敗を追跡できない問題に対処
  • 高負荷時にWindowsリモート管理(WinRM)サービスが機能しなくなる可能性のあるスレッドの問題に対処
  • Windows Management Instrumentation(WMI)プロバイダーのホストプロセスが機能しなくなる問題に対処。これは、Desired State Configuration(DSC)の使用時に発生する未処理のアクセス違反が原因で発生します。
  • 異なるボリュームに格納されている分散ファイルシステム(DFS)パス間のファイル移行が失敗する原因となる問題に対処。この問題は、Move-Itemコマンドを使用するPowerShellスクリプトを使用して移行を実装する場合に発生します。
  • メモリ不足状態が発生した後、WMIリポジトリに書き込めない問題に対処。
  • ハイダイナミックレンジ(HDR)モニターの標準ダイナミックレンジ(SDR)コンテンツの明るさをリセットする問題に対処。これは、システムを再起動するか、システムにリモートで再接続した後に発生します。
  • ハイバネーション後に外部モニターに黒い画面が表示される可能性がある問題に対処。この問題は、外部モニターが特定のハードウェアインターフェイスを使用してドッキングステーションに接続している場合に発生する可能性があります。
  • VBScript内でネストされたクラスを使用するときに発生するメモリリークに対処。
  • アウトオブボックスエクスペリエンス(OOBE)プロセス中に、ユーザー名ボックスに単語を入力できない問題に対処。この問題は、中国語の入力方式エディター(IME)を使用している場合に発生します。
  • シムを使用するアプリケーションが動作を停止する原因となる問題に対処。この問題は、edgegdi.dllがインストールされていないデバイスで発生します。エラーメッセージは、「edgegdi.dllが見つからなかったため、コードの実行を続行できません」です。
  • テーマのないウィンドウを使用するアプリケーションを最小化できない可能性がある問題に対処。
  • タッチ入力ジェスチャ中にデバイスが動作を停止する可能性がある問題に対処。この問題は、ジェスチャの途中でより多くの指をタッチパッドまたは画面に接触させた場合に発生します。
  • ちらつきや線のアーチファクトが残る可能性のある画像のサイズ変更に関する問題に対処。
  • テキストボックスをコピーしてOffice365アプリに貼り付ける際の問題に対処。IMEは、テキストボックスにテキストを挿入できないようにします。
  • USBオーディオヘッドセットがUSBオーディオオフロードをサポートするデバイスで動作しない問題に対処。この問題は、デバイスにサードパーティのオーディオドライバをインストールした場合に発生します。
  • 認証メカニズム保証(AMA)が機能しなくなる原因となる問題に対処。この問題は、Windows Server 2016(または新しいバージョンのWindows)に移行する場合、およびAMAをWindows Hello forBusinessの証明書と組み合わせて使用​​する場合に発生します。
  • コード整合性ポリシーでパッケージファミリ名ルールを指定するときに、コード整合性ルールが正しく機能しない問題に対処。この問題は、大文字と小文字が区別される名前の不適切な処理が原因で発生します。
  • ShellHWDetectionサービスが特権アクセスワークステーション(PAW)デバイスで開始できず、BitLockerドライブの暗号化を管理できない問題に対処。
  • 一部のMicrosoft Officeアプリケーションが特定のプロセッサを搭載したマシンで動作するのを妨げるWindowsDefenderエクスプロイト保護の問題に対処。
  • リモートアプリを閉じてもIMEツールバーが表示される問題に対処します。
  • ポリシー「システムの再起動時に指定された日数より古いユーザープロファイルを削除する」を構成するときに発生する可能性のある問題に対処。ユーザーがポリシーで指定された時間より長くサインインしている場合、デバイスは起動時に予期せずプロファイルを削除する可能性があります。
  • MicrosoftOneDriveの同期設定「常にこのデバイスを維持する」の問題に対処。Windows Updateをインストールした後、設定が予期せず「既知のフォルダーのみ」にリセットされます。
  • ユーザーが日本語の再変換をキャンセルすると、誤ったふりがなの結果が表示される問題に対処。
  • Bluetoothヘッドセットが音楽再生にAdvancedAudio Distribution Profile(A2DP)を使用して接続できなくなり、ヘッドセットが音声通話でのみ機能するという稀な状況に対処。
  • 「対象製品バージョン」ポリシーを追加。これにより、管理者は、デバイスを移行または維持するWindows製品(Windows10やWindows11など)を指定できます。
  • ローカルセキュリティ機関(LSA)ルックアップキャッシュのデフォルトのエントリ数を増やして、ルックアップ量が多いシナリオでのルックアップパフォーマンスを向上。
  • インプレースアップグレード中に、管理者アカウントやゲストアカウントなどの重複する組み込みローカルアカウントが作成される可能性がある問題に対処。この問題は、以前にこれらのアカウントの名前を変更した場合に発生します。その結果、ローカルユーザーとグループのMMCスナップイン(lusrmgr.msc)は、アップグレード後にアカウントがない状態で空白で表示されます。この更新により、影響を受けるマシンのローカルSecurity Account Manager(SAM)データベースから重複するアカウントが削除されます。システムが重複するアカウントを検出して削除した場合、システムイベントログにID16986のDirectory-Services-SAMイベントが記録されます。
  • srv2!Smb2CheckAndInvalidateCCFFileの停止エラー0x1Eに対処。
  • 「COMコンポーネントの呼び出しからHRESULTE_FAILが返されました」というエラーで転送検証が失敗する可能性がある問題に対処。この問題は、Windows Server 2008、Windows Server 2008 R2、またはWindows Server2012をソースとして使用している場合に発生。
  • 重複排除フィルターが再解析ポイントで損傷を検出した後、システムが動作を停止する可能性がある問題に対処。この問題は、以前の更新で導入された重複排除ドライバーの変更が原因で発生します。
  • データ損失を修正するためにバックアップオプション(/ B)を指定してrobocopyコマンドを使用する際の問題に対処。この問題は、ソースの場所に階層化されたAzure FileSyncファイルまたは階層化されたクラウドファイルが含まれている場合に発生します。
  • 廃止されたストレージヘルス機能からのOneSettingsAPIに対するクエリの実行を停止。
  • 1400を超える新しいモバイルデバイス管理(MDM)ポリシーを有効にします。これらを使用して、グループポリシーもサポートするポリシーを構成できます。これらの新しいMDMポリシーには、App Compat、イベント転送、サービス、タスクスケジューラなどの管理用テンプレート(ADMX)ポリシーが含まれています。2021年9月以降、Microsoft Endpoint Manager(MEM)設定カタログを使用してこれらの新しいMDMポリシーを構成できます。




KB5005101で報告されている不具合

調査中

既知の問題

以下は以前から、引き続き報告されている不具合です。

正しいふりがなが得られない場合がある

Microsoft 日本語入力方式エディター (IME) を使用して、ふりがなの入力を自動的に許可するアプリに漢字を入力すると、正しいふりがなが得られない場合があります。 ふりがなを手動で入力する必要がある場合があります。

注 影響を受けるアプリは、ImmGetCompositionString() 関数を使用しています。

この更新プログラムに関する既知の問題

解決策

今後修正プログラムが配信される予定。

かなり長引いています。

一部環境でKB5004945以降の更新プログラムをインストールできない

6月に配信された更新プログラムKB5003690を適用した一部Windows10環境にて発生します。

2021年6月21日(KB5003690)更新プログラムをインストールした後、一部のデバイスでは、2021年7月6日(KB5004945)以降の更新プログラムなど、新しい更新プログラムをインストールできません。

エラー メッセージ "PSFX_E_MATCHING_BINARY_MISSING" が表示されます。

この更新プログラムに関する既知の問題

解決策

本不具合は、基本的にはインプレースアップグレード(WaaaSMedicSVC)サービスによって自動的に修復されます。

放置すればOKですが、解決を早めたい方はレジストリキー値を生成することによって

これを手動開始させることが可能です。

手動開始しても、インプレースアップグレード実行までは最大48時間かかります。

コマンドプロンプトを使ってレジストリキーを追加する手順は、以下の通りです。

インプレースアップグレードを手動で開始する手順

スタートメニューから「コマンドプロンプト」と入力し、検索結果の画面から「管理者として実行」をクリックします。

コマンドプロンプトを起動している画面

※「スタート」 → 「Windows システムツール」→「コマンド プロンプト」を右クリック「その他」→ 「管理者として実行」からでも起動可能です

ユーザーアカウント制御画面が表示されるので、「はい」をクリックします。

ユーザーアカウント制御画面

Reg.exe Add HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion /v AllowInplaceUpgrade /t REG_DWORD /f /d 1 と入力しEnterキーを押します。

Windows10なら、コピー&ペーストで簡単に入力可能です。

コマンド入力画面

「この操作を正しく終了しました」と表示されれば完了です。

これで48時間以内に、インプレースアップグレードが開始されます。




Elastic File System (EFS) API OpenEncryptedFileRaw(A/W)が一部環境で機能しない

この更新プログラムをインストールした後、バックアップ ソフトウェアでよく使用される Elastic File System (EFS) API OpenEncryptedFileRaw(A/W)は、Windows Server 2008 SP2 デバイスにバックアップする場合、または Windows Server 2008 SP2 デバイスからバックアップするときに機能しません。 OpenEncryptedFileRaw は、ローカルおよびリモートの他のすべてのバージョンの Windowsで引き続き動作します。

この更新プログラムに関する既知の問題

解決策

CVE-2021-36942脆弱性修正に起因したものと予想される不具合。

Microsoftは本更新プログラム(KB5005033)のインストール後に Windows 7 SP1 および Server 2008 R2 SP1 以降でバックアップ ソフトウェアを使用できない場合は、バックアップソフトウェアの製造元に更新プログラムとサポートを問い合わせるようアナウンスしています。

参照 2021 年 8 月 10 日 — KB5005033 (OS ビルド 19041.1165、19042.1165、および 19043.1165)

Windows11発表

Windows11が正式に発表されました。

2021年内にも登場します。色々な情報をまとめているこちらの記事もぜひ。

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